飲みなれていない人からすると敷居が高く思われがちなワインというお酒ですが、決してそんなことはなく、何にも縛られることなく自由に楽しむことが大切です。
ただ、ワインは知れば知るほど面白みが出てくるお酒でもありますので、楽しみながら一緒に基礎知識を学んでいきましょう。
ワインってどんなお酒?
ひと昔前までは、高級フランス料理店でお金持ちの人が「ん~、1925年度産は格別だね~」なんて言いながら飲まれるイメージだったワインですが、今ではコンビニやスーパーでも見かけるような、身近で手に取りやすいお酒になりました。そんな、ワインってどんなお酒なのでしょう?
簡単に申しますと『ワイン=ブドウ酒』です。原料のブドウを醗酵させて造られたお酒のことを『ブドウ酒』と言います。
そして、このように原料を醗酵させて造るお酒を『醸造酒』と呼びます。日本酒やシードル、ビールなども同じ醸造酒ですね。
ワインの造り方
ワインを造るためには原料となるブドウが必要ですが、私たちが普段口にする食用のブドウではなく、多くはワイン専用のブドウを使用しています。
ワインの造り方ですが、その昔は大きな樽に熟したブドウを入れ、素足で踏んで果汁を搾り取っていたなんて話も聞きます。もちろん今ではその過程は機械化されていますが、醸造の過程はかつての造り方とあまり変わっていないと言われています。
赤ワインだと大まかな流れはこんな感じです・・・
白ワインだと発酵と圧搾が逆だったり、スパークリングワインだと瓶内で二次発酵させたりと、種類によって工程が前後したり他の作業が入ったりしますが、概ねこれらの工程が基本となっております。
そして世界中で待つワインファンの皆さまに向けて出荷されて行くのです。
最後に
簡単にではありますがワインの説明をさせていただきました。
これからワインの種類、ブドウの品種、グラスの選び方、テイスティングやお店のことなど色々紹介してまいりますので、じっくりゆっくり学んでいきましょう。そして自分史上最高のワインを見つけてもらえたら幸いでございます。