前回は『ワインの正しい注ぎ方』を説明しましたが、今回はその逆『注がれ方』について書いていこうと思います。
「うまい酒が飲めればそれでいいんじゃい!」というお気持ちもわかりますが、どうせならスマートに、そして周りの皆さまにも気持ちよくワインを楽しんでいただけたほうが良い!ってことで、本日も北浜Labのワインブログ、スタートです!
ワインの注がれ方ポイント
ポイント①グラスを置く
日本ではお酌をしてもらう際にグラスを持ち上げて「おっとっとっと、へへへ」と注いでもらうイメージですが、ワインは机に置いたままにしましょう。
手を添えるのも無しです。
そして注いでくれた方に、軽く会釈をしたり「ありがとうございます。」と伝えましょう。
ポイント②注いでいる姿をジーッと見ない
ソムリエの方がワインを注ぐ所作ってカッコイイので凝視したくなっちゃいますが、そこはグッとこらえましょう。
たとえプロでも、やっぱりジーッと見られると緊張したり力んだりしてしまうものです。
食事を進めたり、一緒に来店された方とお話をして、お店を楽しんでいる雰囲気ですごすことがスマートですね。
ポイント③自分でワインを注がない
ファミレスや居酒屋、お家でのお食事会は別として、ソムリエやウェイター・ウェイトレスが注いでくれるお店の場合は、一緒に来店された方にワインを注いだり手酌をしたりするのは良しとされていません。
ソムリエの方が気づいていない場合は、目を合わせてください。サササッと注ぎに来てもらえます。
ポイント④いらないときは飲み口に手を
ワインのおかわりはもういらない、というときソムリエの方が注ぎに来た場合はソッとグラスの飲み口に手をかざしましょう。
それで「もういらないんだな」とわかってもらえます。
さらに「ありがとうございます。」や「大丈夫です。」など、ひと言添えるとスマートでカッコイイですね。
ポイント⑤香りが強いものは控える
ワインは味だけでなく香りも楽しむ飲み物です。
ですので、匂いの強い香水をつけたり、タバコや葉巻はできるだけ控えましょう。
同席の方だけでなく周りのお客様に対しても、そうすることがマナーだと言えますよね。
最後に
ワインの注がれ方のマナーを知っておけば、高級レストランなどでも臆することなくワインを楽しめますよね。
マナーの基本さえ知っていればスマートな振る舞えますし、何よりドキドキオドオドしなくてすむのでぜひ身につけておきたいですね。