コルクが割れたときの対処法

最近ではスクリューキャップのワインが増えましたが、まだまだコルクのものも多いですよね。

「さぁ、これからワインを楽しむぞ!」と意気揚々とワインコルクを引き抜こうとしたそのとき!ポキンッと真ん中で折れたり、途中でモロモロと割れたり、そんな経験をした人は少なくないはず。というか、ほぼ全員が経験しているのではないでしょうか。

そこで今回は、コルクが割れてしまったときの対処法についてご紹介したいと思います。

コルクが割れたときの対処法

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コルクを瓶内に押し込む

一番手っ取り早いのがこの方法!

割り箸やマドラーを使ってグイッと押し込んで、液体の中に落としてしまいましょう。

「そんなことしたらワインにコルクの風味がうつっちゃう!」というご意見もあると思いますが、飲めなくては元も子もありません。

押し込んだあとは、コーヒーフィルターや茶こしなどを使って細かなコルクの破片を取り除き、デキャンタなどの容器に移しましょう。

コルク抜きのスクリューを斜めに差し込む

コルクが半分以上残っているときは、まだまだ引き抜けるチャンスは残っております。

まずは、コルク抜きのスクリューを斜めに差し込みましょう。

そして、コルクを瓶口を添わせるようにしてゆっくりと引き上げましょう。コルクとスクリューの接地面積が大きくなっているので、上手くいけば徐々に上がってきてくれます。

成功すれば、普通にコルクを抜くより、周りに人がいれば「ワッ!」と湧くこと間違いなしです!

コラヴァンを使う

コラヴァンとは、細い針をコルクに差し込むことにより、コルクを抜くことなくボトルの中のワインを注ぐことができるアイテムです。

ワインを注いだ分だけ純度99.9%のアルゴンガスがボトル内に注入され、針は太くないので抜いたあともコルクが自然に穴が塞がり、ワインは酸素に触れることなく何ヶ月経ってもその味を堪能できるという、超便利グッズでございます。

まあコラヴァンを持ってるってことは、コルクを抜かないので割れる心配もないんですけどね。

最後に

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お客様を迎えてのときにコルクを割ってしまったらと思うと、ゾッとしますよね。

しかしコルク割れは、何百本も抜栓しているワイン愛好家でもやっちゃうものです。

ですので、もしものときは慌てずドンと構えて冷静に対応してもらえればと思い、今回はコルクが割れてしまったときの対処法を紹介させていただきました。

備えあれば憂いなしということで、今回の記事を覚えておいていただければ幸いでございます。

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