イタリアの代表的な赤ワイン用ブドウ品種『サンジョヴェーゼ』

今回はイタリア系のブドウを紹介したいと思います。
その名も『サンジョヴェーゼ』。なんともイタリアって感じの響きですね。

サンジョヴェーゼの特徴や合う料理、当店取り扱いのおすすめワインをご紹介いたしますので、息抜きにちょこっと読んで行ってくださいませ。

サンジョヴェーゼとは

20220810-002

サンジョヴェーゼは、イタリア中部の「トスカーナ州」を原産とする赤ワイン用ブドウ品種です。

品種の名前は「ジュピターの血」を意味しており、古代から存在していたブドウと言われています。
ジュピターと言われても平原綾香さんの歌くらいしか思いつきませんが、どうやらローマ神話の主神の名前のようで、そう聞くとなんだか歴史を感じちゃいますよね。

サンジョヴェーゼの特徴

香り

分かりやすく感じ取れるのが赤系果実のイチゴやサクランボやプラムなどの香り。

そこにスミレのフローラル香やスパイス香、熟成するとなめし皮的なニュアンスも感じられます。

味わい

発芽が遅く収穫までの期間がとても長いため、その年の気候によって味わいはさまざまです。

気候に恵まれた暑い年には、重厚でタンニンが豊富で濃厚な味わいになりアルコール分も高く、長期的に熟成できるワインに仕上がります。

逆に雨が多く冷涼な年は強い酸味と強い渋みが前に出た特徴のワインが出来上がります。

サンジョヴェーゼに合う料理

イタリアの代表的なワイン用ブドウ品種なだけあって、やはりイタリア料理との相性は抜群です。

20220810-003

ピザ、ラザニア、ボロネーゼ、こってりした肉料理、酸味のあるトマトソースを使った料理など、濃厚なサンジョヴェーゼと合わせると両者の良いところがグンッと引き立つこと間違いなしです。

20220810-004

おすすめワイン

ソガティア キアンティ リゼルヴァ DOCG

サンジョヴェーゼと言えばキャンティ!
その中でもコスパがかなり良いと評判のワインです。

9月下旬から10月中旬にかけて“手摘み”で葡萄の熟度を確認しながら収穫されたサンジョヴェーゼを使用。

クロアチア東部のスラヴォニア産の樽で12ヵ月熟成されたサンジョヴェーゼは、ピュアな果実感、豊かな酸味に程良い渋みが特徴で、美味しい要素がもたらすバランスの妙を感じてください。

最後に

イタリア料理と合わせやすく、最高のマリアージュ体験してみたいという方にぜひおすすめしたいブドウ品種です。

フードフレンドリーなワインをぜひお楽しみください。