ソムリエの映画『ソム(Somm)』が面白かったというお話

今回はいつもとちょっと違って映画のお話。

先日「神の雫みたいにワインを勉強できる映画ってないかなぁ。」ってプライムビデオを眺めてたら見つけました。

その名も『ソム(Somm)』

内容を簡単に説明すると、ワインの最難関試験「マスターソムリエ」に挑む4人のソムリエに密着したドキュメンタリー映画です。

あらすじ

「マスターソムリエ」とはソムリエの最高峰資格のことで、試験の難易度はめちゃくちゃ高く、合格率はなんと3〜8%!かなり厳しい戦いが待っています。

映画自体は試験の3週間前からの密着なんですが、試験当日までの並外れた努力や葛藤が収められています。

映画の中では主人公たちのたちの勉強風景が映っていて、みんなで集まって夜遅くまでひたすらワインを口に含んでは吐き捨て、含んでは吐き捨て舌を鍛え上げる。そして味を頭に叩き込んでいく姿が印象的でした。

印象的といえば香りの表現が面白かったですね。特に面白かったものを上げると「おばあちゃんのタンスの匂い」「ゴムホースの匂い」「腐った動物の皮」「テニスボールの開けたての香り」、すごく真面目な顔で言っているのが素敵でした。

でも皆んな真剣だからこそ「俺だったらそんな表現はしない」などストレートに言葉を仲間にぶつけ、ヒヤリとする場面もあったりでドキュメントならではの臨場感も味わえます。

先ほども書きましたが合格率は3〜8%。ほとんどの人は合格できないマスターソムリエの試験。主人公たち4人はそんな厳しい試験に全員合格できるのでしょうか。ドキュメントですからねぇ、必ずしもハッピーエンドが待っているわけではない緊張感にラストは釘付け間違いなしです!

感想

ってことでざっくりあらすじやピンポイントで印象に残った部分を書きましたが、いかがでしょうか?ご興味もたれましたでしょうか?

ソムリエのドキュメントなんてニッチな内容の映画だなって感じですが、実際観てみるとワインの知識がなくても面白く観られると思いますし、もちろんワイン好きの人には香りの感想や理論の豊富な情報など勉強になることがたくさんあります。

あと、主人公の彼らがギリギリの状態で必死に頑張る姿を観ていると、ソムリエとかそんなの関係なく自分も頑張ろうと思えます。

これから何かを頑張ろうとしている人、チャレンジしようとしている人にはぜひ観ていただきたい一本でした。

『ソム2』『ソム3』とあるみたいなので、次の連休中にでも観てみようかな。

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